「Please Please Me」

小原かずよが担当するfm GIGお昼の生放送「トワイライト・ブレイク」火曜日では、‘冴沢学園’というコーナーがあって、あまり音楽に詳しくないかずよ嬢のために、ちょこっと音楽のウンチクをしゃべってます。2月からはBeatlesを特集中。デビューから順番に、毎週1枚ずつ取り上げてます。
そんなこんなで、まずはデビューアルバムから。1963年リリース。

  • おすすめ度=85点(いきのいいビートルズが楽しめる)
  • リピート度=80点(ま、好みの問題ということで)
  • 名盤度=85点(この当時のサウンドとしてはかなり画期的)
  • 好きな曲
    • I Saw Her Standing There」:オープニング曲。すごいのは、これだけキャッチーで、かつオリジナリティーあふれるR&Rナンバーを、シングルにしていないということ。
    • There's A Place」:こういう‘コードにない音’が多用されるメロディーって、当時はもちろんかなり画期的だったんじゃないかなあ。それでハモってるもんねえ。抜群の音感が伺えるというもんです。
  • 総評:シングル以外の収録曲(10曲あたり)を、1日で、一発録りで録り終えたという伝説のデビューアルバム。当時の他のバンド(ストーンズやらキンクスやら)と比べても、圧倒的な演奏力を改めて感じます。初期のビートルズってあんまり好きではなかったんだけど、最近聴き直して、段々好きになってきたかな。ずっと曲中心に聴いてきたんだけど、やっと‘バンド’としての演奏力やアレンジセンスをじっくり聴くようになってきました。デビュー前から、ものすごい量のライブをこなしてきただけあって、勢いだけに頼らない細かなアレンジが、やはり只物でなさを感じさせます。

Please Please Me
Please Please Me
posted with amazlet on 06.02.14
The Beatles
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