布施明「積木の部屋」

積木の部屋

fm GIG「トワイライト・サンデイ」出町桝形アーケード公開生放送‘大懐メロ大会’で僕がセレクトした1974年のヒット曲。

  • 名曲度=96点(詞・曲ともに完成度高し)
  • 普遍度=60点(さすがにアレンジが古い)
  • カラオケ度=70点(難しい曲です)
  • 総評:当時(70年代)流行っていた‘同棲’もの。‘いつのまにか 君と暮らし始めていた’から始まり‘こんな終わり知らず 部屋を探したころ そうさ あの日がすべて’で終わる歌詞が見事。短い歌詞の中で苦いドラマが的確に描かれていてプロの仕事を感じさせます。布施明の歌唱力については言わずもがな。ドラマティックなメロディーとともにスケールの大きな曲で、大ヒットしたのも当然。これ以前にも布施さんにはヒット曲がたくさんあるけれど、やはりこの曲が後の大歌手としてのイメージを決定づけたと言っても過言ではないでしょう。あと、タイトルがいいですよね、やっぱり。

※この曲が流行ったのは僕が小学校2年の頃。親戚のおじさん(といっても当時たぶんまだ20代だったはず)の車に布施明のカセット(たしか8トラック!)が積んであって、乗るたびにこの曲をリクエストした覚えが。子供心にいい曲だと思ってて、歌詞もフルで覚えて歌ってました。もちろん同棲の意味なんてわからず、一緒に暮らしてたふたりがなんで別れるのかは理解できなかったけど。