John Lennon「Walls And Bridges」

fm GIG「ヒットtheビート」で紹介したJohn Lennon「Walls And Bridges」
このアルバムにまつわるあれこれは僕の番組日記をご覧下さい。

  • おすすめ度=80点(安心して聴けます)
  • リピート度=90点(なぜか飽きない)
  • 名盤度=70点(ジョンのアルバムとしては中くらいの位置かな)
  • 好きな曲
    • Going Down On Love」:オープニング曲。このアルバムを象徴するミディアムなサウンド。メロディーがギターとユニゾンなのもジョンの得意なパターン。いいミュージシャンを揃えたんだなあと感じる充実のアレンジ。その分、ロック的なインパクトには欠けるので、その辺が‘ロッカー・ジョン’を求める方々には不評かも。でも、ジョン自身が癒しを求めていた時期なので、これがこの当時の嘘偽りの無い‘ジョンの音’なんだと思う。
    • #9 Dream」:「Across The Universe」の流れを汲むジョン独特の抽象的・哲学的、かつ美しい曲。いろいろ考えさせられるが、実際はただの言葉遊びから生まれた曲なのかも。井上陽水にもそういうところがありますよね。
  • 総評:なぜか冬になると聴きたくなるアルバム。冬の晴れた日曜に、何気なく聴きながら部屋の掃除をしたりします。名曲揃いかと言われると、けしてYesとは言えないんだけど、こういう曲を作りたくなった気分はとってもよくわかる、そんな1枚。

Walls and Bridges
Walls and Bridges
posted with amazlet on 05.12.05
John Lennon
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